MESSAGE

全ての判断にリスクとリターンがある。
同じくメリットとデメリットがある。

企業選び

大手企業で働けば、安心とブランドが得られる。
周囲の友人や家族、同期に何ら恥じることなく、社会人生活が送れる。
また、手厚い研修の末に配属された先では、
誰しもが均一の業務品質となるような、教育やマニュアルが整っている。
先輩社員やメンターも多く、業務を進める上では快適な環境が得られる。

しかし、「あなたでなければならない仕事」はどこにもない。

ベンチャー企業で働いて活躍すれば、自信と報酬が得られる。
「自分自身がこの企業/事業を成長させたのだ。」という自負。
会社の意思決定や、サービス品質に自分が強く関わっている、という自信。
30歳になった時に、大学時代の友人と再会した際に感じる、
会社に於ける立場と、仕事に対する考え方の違い。
給与テーブルに沿って自動的に査定される世界とは、まるで異なる報酬が得られる。

しかし、自らが中心となって会社を動かす抱負がなければ、
勝手に会社が成長することも、誰かがあなたの立場を保証することも、
いわば“安全装置”はどこにもない。

事業選び

有名事業に携われば、自分の仕事に疑問を持つことは無い。
サービスや製品が確立されており、
多くの人がその品質を知ってくれているものであれば、
クレームを受けることなど、ほぼない。
価値を知らしめる努力をせずとも、
申し込みや問い合わせに溢れ、仕事が勝手に増えていくので、
日々やりがいを持って従事することが出来るだろう。

しかし、その事業が発展しているのは、あなたのおかげではない。

これから普及を志す事業に携われば、
その事業が発展したあかつきには、
かげがえのない経験と、類稀なビジネススキルが得られる。
ビジネスモデルの作り方、顧客の集め方、サービスの構築、仲間集め、
マネジメント・・・
これらの全てに濃密に関わるビジネスマンはほとんどいない。
35歳になったあなたは、他者の追随を許さぬ辣腕になっているはずだ。

しかし、あなたが尽力しないことにはその事業が勝手に発展することは無い。
あなたの提供品質に欠損があれば、
あなた自身が直接顧客からクレームの声を聞くことになる。
あなたが停滞すると、周りの成長とのギャップに苛まれることになる。

どちらがいい/悪い、優れている/劣っている、ということは無い。
これらの違いを十分に理解して、自らが身を置くステージを選ぶことが肝要だ。

レガカンパニーが提供する環境に真に合意してくれる方は、
是非ドアを叩いてほしい。